久々のラボ日記です。夏から秋はSIAFラボでもイベントが盛りだくさんなのと、2年目を迎えてSIAFラウンジ(カフェ)もお陰様で評判が良く、最近はスタッフがすっかりカフェ店員として働いております。ありがたいことです。
ニュースでもお伝えしておりますが、今週末10月16日(日)は特別プログラム「古代のパブリックアート」開催です。アーティストの島袋道浩さんと、ゲストは人類学者の中沢新一さん。詳細はこちら。
その前日にも、レクチャーが開催されます。その名も、法律講座「著作権・肖像権等について」!
・・・と書くとなんだか難しそうですが、当日は、弁護士でありながら、ギャラリー「salon cojica」 のオーナーでもある川上大雅さんによる、実際のデザインやアート作品の例を交えながらの興味深いお話になりそうです。
SIAFラウンジが入っている札幌市資料館はご存知の通り、その昔は「控訴院」という裁判所でした。当時裁判が行われた「刑事法廷室」の見学も可能です。
実はこの部屋で、アートが裁判になった事例を演劇として再現しよう、というプロジェクトが密かに進行中です。まだどのように実現できるか、そして本当に実現できるかわかりませんが(笑)、今回のレクチャーはそれに先立ってアートと法律について勉強しよう!という気持ちも込められています。
世界にもそうはいないであろう、弁護士でありギャラリストでもある川上さんならではの「アート × 法律」の講座。まだ若干定員に余裕があるようなので、参加ご希望の方は上記の連絡先へお申し込みください!(今回はSIAFラボではなく、資料館が主催です)
ここ数年、表現の自由と法律については、様々なところで議論がなされています。なかなかない機会なので、私もとても楽しみにしています。
スタッフ 斎藤



